パッシェン(赤外光)、バルマー(可視光)、ライマン(紫外光)
ボーアの原子模型を使いつつ、「n=1,2,3…のように離散的なエネルギー準位があって、準位が変わる際に特定の波長の光が出て、昔に水素原子について色々確かめられた」という話を高校の原子物理でやるかと思います、多分。
その時の波長に関する式がリュードベリの式といって以下の式で与えられます。
(λ:波長、n:始状態の主量子数、n':終状態の主量子数、R∞:リュードベリ定数)
詳細はWikipedia等で。
各終状態のn'に関して波長の系列に名前がついており、
(ライマン系列)
n'=1の準位に関する変化はエネルギーが大(周波数:高)波長:短(紫外光)
(バルマー系列)
n'=2の準位に関する変化はエネルギーが中(周波数:中)波長:中(可視光)
(パッシェン系列)
n'=3の準位に関する変化はエネルギーが小(周波数:低)波長:長(赤外光)
のように発見者や予測者にあやかったものとなっています。
高校で該当単元の勉強をしている時に系列の名前を覚える必要に迫られて、
当時はしょうもないゴロ合わせで覚えていました。
「赤外→パッシェン、可視→バルマー、紫外→ライマン」でせぱかばしら
せぱかばしら
ググっても一個も出なくて本当にしょうもない語呂合わせだなと思いました。
ちなみにパッシェンは火花電圧に関わるパッシェンの法則と同じ人です。
また、タイトルには関係無いですが、語呂合わせつながりで
自然対数e=2.71828…は
にないわりには
と覚えていました。りは全く関係無いですが、りは数字当てはまらないのでパス、
のような自分ルールでした。謎ですね。
皆さんも学生時代等にオリジナル語呂合わせを作っていたでしょうか?
私にとっては懐古する時に丁度よい思い出となっています。
ではでは。